認知症にあらわれる周辺症状に効くお薬はありますか?
詳しくはこちらを参考にしてください。
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今回の記事では周辺症状に効くお薬についてです。
ただ、周辺症状のある認知症の患者さんには
はじめはお薬を使いません。
周辺症状は周りの人や環境が原因で起こります。
そのため、周りや環境が変われば
周辺症状を抑えることができるからです。
たとえば、家族の理解がなくて
認知症の患者さんの気持ちが落ち込んでいるなら
抗うつ剤ではなくて、家族への教育が最優先です。
もし、お薬を使わない方法でも周辺症状が改善できないなら
お医者さんはお薬を処方することになります。
認知症にあらわれる周辺症状に効くお薬とは?
認知症の周辺症状は大きく2つにわけられます。
精神的な症状と行動面の症状です。
精神的な症状に効くお薬
落ち込んでいる認知症の患者さんには
・リスペリドン
・クエチアピン
・オランザピン
を処方することが多いです。
これらのお薬は気持ちを落ち着ける作用があります。
ただ、クエチアピンとオランザピンは
糖尿病を患っている方には処方できません。
糖尿病が悪化することがあるからです。
あと、上記はお薬ですから
他にも副作用があります。
そういった意味でもお医者さんとしっかりと相談の上
お薬を決めるようにしましょう。
行動面に有効なお薬
精神面に効くお薬ではありますが
パロキセチンがあります。
パロキセチンは抗うつ薬です。
認知症の患者さんが不安で夜眠れないとき、
家族のところに移動してくることがあります。
こんな行動があると、家族は
夜眠れず、イライラしてしまうわけです。
そうならないためにパロキセチンが処方されます。
認知症の周辺症状に対しては
まずはお薬以外の方法で治療し
それでもダメな場合に限りお薬が処方されます。
また、お医者さんによって処方するお薬の種類はまったく違います。
もし、この記事で紹介したお薬以外が処方されても
疑った顔をせず、素直に受け入れてくださいね。
あと、認知症の周辺症状の具体例を別の記事で説明しました。
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